昨日は、雨の中 三軒茶屋の会場で 胸部外科のセミナーを受講いたしました。
私のクリニックのような 町の動物病院では 昔のように 胸を開けて手術をすることは あまりありません。 MRI や CTが利用できない時代は、胸の内部が どうなっているのか レントゲンフィルムの情報だけで 開胸手術に踏み切らなければならない そんな時代がありました。
しかし、 MRI や CT が 一般的となった現代では そこから 得られる リアルな情報をもとに 手術の作戦が練られ そして その設備を 備えた2次診療施設の専門医が 実際の手術を行うのが 成功率などがんがえても 合理的と思われます。
この写真は、胸腔鏡を使用しているところです いくつかの穴を胸にあけて カメラや 超音波メスなどを差し入れ 右下の小さな切開したところから 手術を行うのです 町の動物病院では 残念ながら 及びません 専門医にお任せするのが ペットにも飼い主にも 良いでしょう。
専門医が、どんな事をしてるか 把握してないと 自信を持ってご紹介出来ません、このセミナーは やはり 価値あるセミナーだったと考えています。