昨日のセミナーのお題は、貧血でした。

血液の中の赤血球が 足りてない状態で なんとなく 歯茎が白っぽくみえたり、元気が無くなったりします。ただ貧血といってもいろいろで 出血による貧血、どこからか 血液が 漏れている。これは、明らかに血液が、ポタポタとたれていたら分かりやすいですが お腹の中に 漏れていたり、腸から漏れていたり たくさん腸からもれていたら 血便となりますが、ほんのすこし 長い時間もれていたら なかなかわかりません。あと血管のなかで 赤血球が壊れる病気もあります。黄疸をともなったり、赤いオシッコをすることもあります。また、赤血球を 造れなくなる病気もあります。

ざっと三つの原因があげられますがこれらの原因によって もちろん 治療も異なってきます。

まずは、貧血を診断しないとはじまりません。元気がなんとなく無い様なら 検査となりますが。時間をかけてゆっくり貧血となった場合 体が貧血に慣れて 以外と元気だったりします。ここを見逃さないようにしたいものですね。

厄介なのは、免疫介在性と言われるものでしょうか。自己の免疫が 異常に機能して 自分の赤血球や血小板といわれる血液成分を破壊してしまいます。診断も難しかったり、治療も 生涯ずっと投薬しなければならないこともあります。全く厄介です。