昨日は、猫の中枢神経疾患 おおむね猫のてんかん、けいれん、 眼球の異常な動き、etcについて学んできました。犬と違って猫のてんかんは、あまり見ないイメージがあります 当院では、数例のみの症例です。その原因は、さまざま 脳腫瘍、脳血管障害 、ウイルス、遺伝などが 考えられるそうです。
代表的なウイルス疾患が FIPとか 猫伝染性腹膜炎ウイルスとか呼ばれている感染症です、でも、最近は、随分と少なくなった感じがしますが、無くなった訳ではない様です。血液検査で はっきり分からないのが 難点です。はっきりさせるには、血液と脳脊髄液のFIP遺伝子の検出だそうで 町の病院ではなかなかハードルがたかそう。
遺伝的には、とくのシャム猫、シャム猫の雑種に、内斜視や急速振り子眼振というものが認められるそうで 目をよく見ると眼球が 震えているのが分かります。シャム猫以外にも てんかん持ち家系というのも存在するそうです。
原因を確認してから それにあった治療が それが正しいのは確かですが、CT MRIでも はっきりしないこともおおいそうです。このセミナーで 症状や出来る検査で 治療の優先順位や 薬剤の安全性順位 薬剤の有効性順位 などのデータの集積を学べた事は これからの治療に役立ちそうでよかったです。