今回のセミナーのお題は、アナフィラキシーでした。アナフィラキシーとは、ウィキぺディアによると人や他の哺乳類で認められる 急性かつ全身性かつ重症なⅠ型アレルギー反応の一つとあります。
ハチに刺されただけで亡くなった、とか 蕎麦を食べて 呼吸ができなくなったとか耳にする事がありますよね。私たち獣医師の仕事のなかでは、ワクチン接種、輸血、麻酔などが 関係しそうです。私は幸運にもこの激しいアナフィラキシーショックいを 仕事中に経験した記憶がありません。ワクチン後の ワンちゃんの顔面の浮腫や胃腸症状は 時々経験致します。この程度だといくつかの薬剤でなんの心配も無く治って しまいます。
しかし 確率は 低いのですが いつ起こっても不思議はないとの事です。ワクチンを接種して お会計中に 今 ワクチンを打ったばかりのワンちゃんが 息も絶え絶えで うずくまってしまう。こんなことが 起こったら このセミナーに参加した今なら 何が起こってるのか このワンちゃんを救うのには 何をどの順番で行うべきかがわかります。事が起こってから どのクスリにしようかでは間に合わないのです。
アナフィラキシーの治療戦略は、準備が9割!
私も 早速、いつでも すぐ 手に取れる位置に アナフィラキシー治療薬を 移動致しました。
でも 出来ることなら このままずっと アナフィラキシーなんか 経験したくないですね。