昨日は、東京農工大学の動物医療セミナーを受講いたしました。

前半は、腎不全時の透析についてでした。つまり 腎臓の機能が低下して 尿と一緒にでるはずの 毒素が体にたまってしまった   その毒素を取り除いてあげる療法のことです。

透析には、主に 血液透析と腹膜透析がありますが、昨日は、いったん 血液を体外に出して血液を浄化してから体に戻す血液透析についてのお話でした。これは高額な透析装置と複数の人手が必要で 最近  ここ 東京農工大学でできるようになりました。

いざという時には、お願いしてみたいですが、一旦 血液を綺麗にして 腎臓が復活してくれる場合とそうでない場合があるようです。人間みたいに 時々 透析に通院すると 生活できる時代が近くなっている予感がしました。

後半は、先生も変わって 心不全、腎不全に対する 輸液や治療に関してです。心臓と腎臓は、どうしても関連つけて腎不全をとらえないとなかなか治療がうまくいかない  腎臓にどれだけ 心臓が血液を送り込んでいるか 多すぎても 少なすぎても 腎臓は ダメージを受けるのです。一般には心臓のお薬と思われる薬が 腎臓を助ける  こんな実例を沢山 教えていただきました。ちょっとした こぼれ話ですが欧州では、いまだに 日本で開発された 薬剤は どんなに優れていても なかなか 相手にされない事があるらしいです  日本を下に見てるのか 欧州の高いプライドのせいなのか  ちょっとさびしい感じ しますよね、、